2021年最後の定例会のテーマは食品ロス。
講師の候補についていろいろ意見が出た中で、田中浩子さんは常々「まずは、食品ロスの全体像のお話から聞くべき、そしてそれなら絶対小林先生にお願いすべき」とおっしゃっていました。
「食品ロス」には単純に「もったいない」だけではなく様々な側面があると言います。例えば、コロナ禍の中で行き場をなくした農産物などの食材を消費者につなぐなど、様々な食品をめぐる協同連携の素晴らしい取り組みが生まれています。
こうしたネットワークの「つなぐ」取り組みは、持続可能な開発目標「SDGs」達成にももちろんつながってきているとのこと。
「食品ロス」の今までの全体的な流れとこれからの課題、将来へ向けての動きなど、事例を踏まえてお話しいただきました。

◆日 時:2021年12月9日(木)18:3020:00
◆テーマ:『SDGs時代の食品ロス対策―フードサプライチェーンの質的調整―』
◆講 師:愛知工業大学 経営学部 経営学科
     教授 小林 富雄 氏

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11月は、今年も品田 英雄さんが大阪までいらしてくださいました。
『コロナ禍によって「これはやってはいけない」という風潮を久々に社会が経験していて、良い意味では「大人になる、洗練される」なのですが、悪い意味では「窮屈な社会になる」という、どっちに転ぶかというのを注視していきたい。』
昨年、品田さんはこんな言葉でお話を締めくくられました。品田さんはこの1年をどう感じ、どう表現されるのか。2021年のトレンドをおさらいしつつ、2022年の予測をお伺いしました。
そして、「人新世」「リーダーシップ」「帰属意識の希薄」を2022年の3つのキーワードとしてご提示くださいました。

◆日 時:2021年11月11日(木)18:30--20:00
◆テーマ:『2021年のヒット商品を振り返り、22年を予測する』
◆講 師:株式会社日経BP 総合研究所 上席研究員 品田 英雄 氏
◆会 場:大阪府男女共同参画・青少年センター4F 大会議室1

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「新商品(サービス)開発」・・各社、日夜大変頭を悩ませている大きな課題だと思い
ます。
そんな中、創業の地広島で「一緒に新商品作りませんか?」と書かれたカードを配り、サポーターを募るところから始めた活動があります。それが「Calbee Future Labo」です。
「圧倒的顧客志向」、そして「既成概念に捉われない」という2つのコンセプトを掲げ、一般の消費者や社外の専門家、そして、地元の学生さんなどをメンバーに加え、ラボ感覚でスタートした新しい取り組みです。
今回は「Calbee Future Labo」の樋口さんと大塚さんをお招きし、その設立の背景や具体的な活動内容、開発された商品などのお話お聞きしました。

◆日 時:2021年10月14日(木)18:3020:00
◆テーマ:「一緒に新商品作りませんか?-Calbee Futute Laboの挑戦-」
◆講 師:カルビー株式会社
        Calbee Future Labo 樋口 謹行氏
        Calbee Future Labo 部長 大塚 竜太氏

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9月のテーマは今、大きな変革期を迎えていると言われる「オウンドメディア」。
企業のWebマーケティング戦略において、オウンドメディアの考え方が登場してきたのは2010年ごろでした。
公式のTwitterやFacebookなどSNS、公式ブログなどなど、Webマーケティングの変遷とともに顧客接点のあり方をさまざまな形に変化させながら、進化してきました。
そんな中、特にここ数年の間、ファンとの緩やかで深い接点づくり、共感するファンとのコミュニケーションの場として注目されているのが「note」です。
そして、その企業公式noteの中で最も注目を浴びているもののひとつがキリングループの「KIRIN公式note」。
今回は、すでに各メディアなどでご活躍になり、インハウスエディターとして講演や発信をし続けているKIRIN公式note編集長 平山高敏氏にご登壇いただき、オウンドメディアが社内外で果たしている役割とそのマーケティング戦略についてお話しいただきました。

◆日 時:2021年9月9日(木)18:30--20:00
◆テーマ:「内と外でコミュニティ化するオウンドメディアの戦略について」
◆講 師:キリンホールディングス株式会社
     コーポレートコミュニケーション部
     KIRIN公式note編集長 平山 高敏 氏

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8月は5年ぶりとなるベネッセコーポレーションの山本 沙織さんのご登壇でした。

ベネッセは、教育事業以外に、家族向けのメディアを複数展開。
妊育期雑誌NO.1の「たまひよ」、生活誌NO.1の「サンキュ!」、ペット誌NO.1「いぬのきもち」「ねこのきもち」など、雑誌を基軸に、WEB、通販、写真スタジオなどに幅広く事業を拡げています。

1年半以上続くコロナ禍の今、ベネッセでは、顧客の変化を追うために「たまひよ」がターゲットとする妊産婦から、学齢期の子どもの親などをターゲットに、大規模な調査を実施し続けています。

その調査結果から、コロナ禍における家族の環境変化に伴う意識や生活の変化、消費行動の変化が読み取れ、今後のコロナ時代に必要となるマーケティングの観点が必要になるかが見えてきているとのこと。

世界規模で生活環境が激変した今、未来における不可逆的な変化とはなにか、家族のインサイトはどのようにし、つかめばいいのか?というお話をお伺いしました。

◆日 時:2021年8月5日(木)18:30--20:00
◆テーマ:「NO.1メディア『たまひよ』『サンキュ!』が分析する
     "子育て世帯"のインサイトの変化とつかみかた」
◆講 師:株式会社ベネッセコーポレーション
     サンキュ!ブランドマーケティング室室長
     サンキュ!雑誌事業リーダー兼編集長代理 山本 沙織 氏

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7月は、今年で創設107周年を迎える「宝塚歌劇団」のお話でした。
100年以上変わらずエンターティメント業界で活動を続けているのは宝塚歌劇団。
宝塚歌劇団の成功のカギは、提供するエンターテイメントのクオリティの高さだけではありませんでした。

ファンとの世界観の共創をするマーケティングだったり、コアなファンを生み出し続けるしくみづくりがその秘訣。つまり、コロナ禍時代でも生き抜いていけるファンベースマーケティングがそこに存在しています。
宝塚の総支配人、プロデューサーを務められ、2020年に「宝塚歌劇団の経営学」を刊行された阪南大学の森下信雄准教授にご登壇いただきました。

◆日 時:2021年7月8日(木)18:30--20:00
◆テーマ:宝塚歌劇団の経営学
◆講 師:阪南大学流通学部 准教授 森下信雄氏

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2021年6月定例会は、とても久しぶりとなる会員によるプレゼン大会を実施。

法人会員からインテージ、トッパン・フォームズ、石光商事の3社が立候補してくださいまして、リサーチからDX、そしてSDGsまで、とても幅広いテーマの定例会となりました。

以下にそれぞれの講演録を掲載いたします。
◆日 時:2021年6月3日(木)18:00--19:50
◆プレゼン1
 テーマ:変わるリサーチ業界で変えないモノとは!?--リサーチ業界の最新動向
 プレゼンテーター:株式会社インテージ カスタマー・ビジネス・ドライブ本部
                             西日本支社支社長 兼 ビジネスデザイン部部長 井出 裕介氏
  
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◆プレゼン2
  テーマ:実はもうそこまで来ている--デジタルトランスフォーメーション(DX)--
  プレゼンテーター:トッパン・フォームズ株式会社 販売促進本部 リージョン企画グループ
                           マネージャー 増田 訓英氏

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◆プレゼン3
  テーマ:石光商事が考えるSDGsの方向性
             プレゼンテーター:石光商事株式会社
             事業改革推進本部 CSV・SDGs推進担当 井上 英司氏

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5月はここ数年とくに脚光を浴びている「グランピング」のお話でした。
Withコロナ時代での宿泊そしてアウトドアの楽しみ方として、三密を避けられ、手ぶらでかつ自然の中で快適に過ごすことができるグランピング。
昨年はその需要が加速しているのですが、コロナの状況下だから生まれたビジネスではなかったグランピング。もともとの発祥は19世紀のイギリスの貴族社会と言われていて、日本にはすでに10年以上前から入ってきていた考え方でした。
しかも、単にアウトドアを楽しむ新しいスタイルというだけではなく、全国に眠る遊休地、公園、キャンプ場、観光施設を再生・活性化する目的もあったり、また、災害時のシェルター的な存在にもなるSDGs的な側面もあります。

5月は、昨今のグランピングブームが訪れる11年前、淡路島にグランピング・キャンプ場「FBI AWAJI」を開業し、日本初のグランピング専門雑誌「Glamp」を創刊、グランピングブームを作った第一人者ABC Glamp&Outdoors代表取締役 吉村司 氏にご登壇いただきました。

◆日 時:2021年5月13日(木)18:00--19:50
◆テーマ:『アフターコロナでブレイクするグランピング事業とは?』
◆講 師:株式会社ABC Glamp&Outdoors 代表取締役 吉村司 氏
※オンラインのみ開催

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2021年度最初の定例会は京都の名物のひとつ「京つけもの」。

京都にはつけものを製造・販売する会社が約90社しのぎを削っています。

おそらく日本でここまでつけものの会社が発展しているのは京都だけだと思います。

今回はその京都でがんばっているつけもの屋さん「もり」さんのお話でした。

差別化の難しい業界の中で、商品や製法など新しい取り組みに次々とチャレンジ。味付けの工夫、漬け方の工夫、素材の工夫のみならず、亀岡に自社農場を持ち、つけものに最も適した野菜づくりや希少種の京野菜づくりから取り組んでいました。

独自の発展を遂げている京都のつけもの市場のお話から、自社の取り組みまで、その生き抜く知恵と工夫をお聞かせいただきました。

 

日 時:2021年4月8日(木)18:0019:30

テーマ:『京のつけもの屋の親父の独り言-ニッチな市場を生き抜く知恵と工夫-』

講 師:株式会社もり 代表取締役 森 義治 氏

 

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昨年6月、3ヶ月の中断期間の後、『コロナ禍後社会を考える』というテーマで、最初にご登壇いただいたのが大阪ガス エネルギー・文化研究所の池永寛明さんでした。
その後、第2波、第3波、そして2度目の緊急事態宣言発令となり、我々の予想を超えてコロナ禍が続き拡がりました。前回、「コロナ禍後の社会の最大のキーワードは(AかBかの二項対立ではなく、AでもBでもあり新たなモノ・コトを築き上げる)『陰陽融合』ではないでしょうか。」と締め括った池永さん。
その後9ヶ月を経て、コロナ2年目に「コロナ禍の本当の姿」が顕れると池永さんはおっしゃいました。
コロナ禍で私達の社会、生活、産業、経済はどのように変わってゆき、どう生きるべきか。そして、特に今回は大阪・関西のこれからの方向性についてのお話をお伺いしました。

◆日 時:2021年3月11日(木)18:00--20:00
◆テーマ:『これから本当のコロナ禍となる。大阪・関西再起動に向け、現在、どうする
      ー2020年はコロナ激変緩和。2021年はコロナ禍の本当の姿が顕れる』
◆講 師:大阪ガス株式会社 エネルギー・文化研究所 顧問 池永 寛明氏

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2020年6月に刊行され話題を呼んだ関西近未来研究会の『大阪の逆襲』。
なんと著者グループの方々は、大阪以外のご出身者が多かったとのこと。今回お話しいただいた杉田さんもそのお一人。
万博、IRというビックイベントを今後控える大阪・関西。しかし、問題はその先、グローバル時代、AI時代に大阪・関西の文化と経済はどう生き残ってゆくのかが大切。そして、そこを掘り下げブランディングを確立するには、関西に魅力を感じ「気づき」を得た、外から目線が必要。2月は『大阪の逆襲』の著者グループのお一人であるゼータコンサルティングの杉田 英樹氏にご登壇いただき「番外編」と銘打ってお話しいただきました。

 

 

◆日 時:2021年2月4日(木)17:30--19:30
◆テーマ:『「大阪の逆襲」番外編:コンセプトを嫌う街のコンセプトを探る』
◆講 師:ゼータコンサルティング株式会社 代表取締役 杉田 英樹 氏
◆会 場:大阪府男女共同参画・青少年センター5F セミナー室1

 

 

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2021年最初の定例会は、約6年ぶりとなりますブランド・クリエイターの阪本啓一さんのご登壇でした。
新型コロナウィルス感染拡大であらゆる社会の有り様が変わってしまった今、長くブランディングやマーケティングに関わってきた阪本啓一さんは、この時代をどう捉えて、そして今後をどのように展望されているのか、今こそお聞きするべきではないかと思いお願いしました。
今だからこそ、「なぜ?」「それって、美しい?」「物語が流れる?」という3つの問いを大事にしてほしいと語った阪本さん、コロナ禍で見えてくる本質を大事にする時代について語っていただきました。

 

◆日 時:2021年1月14日(木)18:0019:55

◆テーマ:『コロナ時代のマーケティング』

◆講 師:株式会社JOYWOW代表取締役 阪本啓一 氏

 

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2020年最後の定例会は『スタジオアリス』のお話でした。

少子高齢化、デジタル化が進み、「斜陽」と言われた写真業界において、独自の戦略で成長を遂げたスタジオアリス。

こども写真館を展開し始めて30年弱で売上400億円を超えるトップ企業となった戦略は、トップの先見性のいならず、写真館業界の常識を覆す発想がカギを握っておりました。

ご自身がスタジオアリスの専務取締役や経営顧問を務められ、現在は名古屋大学で教鞭を取られている伊貝氏のお話しはなかなか聞き応えがありました。

◆日 時:2020年12月23日(水)18:00--19:50

◆テーマ:『スタジオアリスが業界トップ企業となった理由』

◆講 師:名古屋大学大学院 経済研究科招聘教授 伊貝 武臣 氏

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(講演録はMCEI大阪支部会員の方のみ閲覧できます。)

 

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11月2回目の定例会のテーマはコロナ時代のオフィス事情のお話でした。

メディア等でも報道されていますが、世の中の働き方が一変。

オフィスをめぐる状況も大きく変わりました。

パワープレイスでワークプレイス構築デザインのリーダーでもある

小出 暢氏にご登壇いただき、同社のたくさんの事例や働き方調査結果を元に

『これからのオフィスはどうなるのか?』『どのようなオフィス形態になるのか?』

をごお話しいただきました。
 

◆日 時:2020年11月26日(木)18:00--19:50
◆テーマ:『どうなる? Afterコロナオフィス 〜オフィスの新たなる展開』
◆講 師:パワープレイス株式会社 取締役 西日本デザインセンター長 小出 暢 氏

 

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(講演録はMCEI大阪支部会員の方のみ閲覧できます。)

 

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12月1回目の定例会はロングセラー商品のリブラインディングのお話。

2018年に90周年を迎えた「キリンレモン」。2018年の売上は好調で、「原点回帰のリニューアルで販売倍増」と大きく話題になったのは記憶に新しいかと思います。その後、1年を経てまた今年、92周年で、初代キリンレモンをモチーフにしたデザインボトルを投入し、かつ上白石萌歌さんを起用したCMも投入し、再び攻めに転じています。

安定したロングセラー商品に対し、あえて変革を重ねてゆこうとしているのはなぜなのか。その背景には、パーパスブランディング(社会的な存在意義を明確にし、高めてゆくブランディング)があると言います。

92年の時を経て、以下に「キリンレモン」というブランドを再構築し、そして、どこを目指そうとしているのか。東京からキリンビバレッジの宮本さんにオンラインでお話を伺いました。

 

日 時:2020年12月10日(木)18:0019:50

テーマ:『キリンレモン90周年 リポジショニング事例と現在の取り組み』

講 師:キリンビバレッジ株式会社 マーケティング部

        ブランド担当兼企画担当部長 宮本 諭 氏

 

 

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(講演録はMCEI大阪支部会員の方のみ閲覧できます。)

 

11月の最初の定例会は恒例の品田英雄さんのご登壇。

今年は新型コロナウイルス感染拡大で、世界中の生活、社会、経済などあらゆる環境が大きく変わりました。がトレンドも大きく影響されました。

テレワーク、オンライン会議やオンライン飲み会、オンライン授業にオンライン診療・・・などなどウィズコロナ時代ならではのものがたくさん並び、そして「鬼滅の刃」。

そして、ポストコロナ時代の「ニューノーマル」。品田さんは①ワーケーションの行方、②人生100年時代への対応、 ③“大人”感覚への回帰の3つに注目されていました。さらにその先に“大人”感覚への回帰があると言います。

日 時:2020年11月12日(木)18:00-19:50
テーマ:『2020年のヒット商品を振り返り、21年を予測する』
講 師:日経BP総研 マーケティング戦略ラボ 上席研究員 品田 英雄 氏

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10月2回目の定例会はマーケティングならびにリサーチのトレンドのお話でした。
2000年代以降、特に注目されるようになった考え方、【CX(カスタマーエクスペリエンス)】、【ナッジ】、【HCD(人間中心設計)】という3つの概念。
【CX】は「商品やサービスを購入するまでや、購入後のフォローアップなど過程における経験つまり『感情的な価値』の訴求を重視するもの」。
【ナッジ】とは、「行動科学の知見の活用により、人々が自分にとってより良い選択を自分で取れるように手助けする政策手法」のこと。
そして、【HCD(人間中心設計)】は言葉通り「製品やサービスを使うユーザーの使いやすさを中心に設計する考え方」のこと。

2000年以降HCD(人間中心設計)に携わってきたトッパンフォームズの指澤氏と、同社の大阪の拠点でご担当されている田代氏のお二人による軽妙なやりとりでの講演は、楽しみながらこの3つの概念・手法について理解することができました。

日 時:2020年10月22日(木)18:00-19:50
テーマ:『CXとナッジと人間中心設計(HCD)』
講 師:トッパン・フォームズ株式会社
    企画本部 CX企画部 担当課長 指澤 竜也氏
    販売促進本部 リージョン企画販促部 田代 良太郎氏

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前月に引き続き、10月1回目の定例会は、コロナ感染拡大で延期しておりました阪神コンテンツリンク 北口氏の講演でした。
大阪・東京に続き、今年、横浜に展開した「billboard LIVE」。
ポップス、ロック、ジャズに至るまで幅広い国内外トップクラスのアーティストが出演するクラブ&レストラン。そして、音楽チャート・Billboard Japan chartsは、誰もが一度は耳にしたことがあるはず。
そのbillboard を国内に持ち込んだのが阪神電鉄のサラリーマンだったということをご存知の方は少ないはず。

堅実な会社である阪神電鉄のサラリーマンたちが、一見会社の事業と関係なさそうにみえる「夢」のような新規事業をどのようにして実現していったのか。
そして、エンターテイメント産業として大きすぎる影響が出ているコロナ禍について。
昨年末著書 「billboardを呼んできたサラリーマン」を発表された北口正人さんが登壇。
サラリーマンだからこそなし得た新規事業にはたくさんのヒントが隠されていました。

日 時:2020年10月8日(木)18:0019:50

テーマ:『著書「billboard を呼んできたサラリーマン」で説明する大企業で

    新規事業を成功に導く方法』及びコロナ禍の対応について

講 師:株式会社阪神コンテンツリンク 代表取締役社長

            兼 Billboard Japan CEO 北口 正人氏

 

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(講演録はMCEI大阪支部会員の方のみ閲覧できます。)

 

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前回が2010年2月。
9月定例会は実に10年半ぶりのご登壇となるりそな総合研究所の藤原明さんのお話でした。
当時、お話し頂いたのは、りそな銀行が地域や企業とコラボレーションすることでポテンシャルを引き出し、新しい価値を創出する「REENAL(リーナル)プロジェクト」のこと。

その後、藤原さんは りそな総合研究所でリーナルビジネス部を立ち上げ、それまでの多くのケーススタディをベースにREENAL式手法を確立し、地域コミュニティ支援・企業・起業家支援を手掛けられました。

5年間で500以上のプラン策定に関わり、その成果が評価されアメリカの国務省からIVLP(インターナショナル・ビジター・リーダーシップ・プログラム)で招聘され、後には、雑誌AERAで「日本を突破する100人」にも選ばれました。

そして、たくさんのプロジェクトを重ねることで、地域協働手法「リーナル」を形にすることできてきたとおっしゃっていました。異なる立場の人々が共有できる価値を創出する考え方について、そしてコロナ禍だったからこそできたリーナルの進化についてもお話しを伺いました。

年月日:2020年9月10日(木)
テーマ:不確実性の高まる時代を拓く!新しい共有価値のツクリカタ
講 師:りそな総合研究所株式会社 リーナルビジネス部長 藤原 明 氏

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(講演録はMCEI大阪支部会員の方のみ閲覧できます。)

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一旦おさまって来たかにおもえた新型コロナウイルス感染拡大も、再び拡大の様子を見せてきた8月第一週。
MCEI大阪支部では、慎重に協議を重ね、オンライン併催での定例会開催を止めないことにいたしました。
そして、今回はお好み焼チェーン店を展開する「千房」さんのお話でした。

現在、国内外に79店舗を展開するお好み焼チェーン店「千房」。
大阪千日前に47年前に開業した同社は、長年、創業者である現会長中井政嗣氏の圧倒的なカリスマ性と、牽引力が原動力となり成長を続けました。

その「千房」をお兄様の急逝もあり、継承することになった中井貫二氏には、世のカリスマ創業者の後継者たちをさらに凌ぐ難しい局面がたくさんあったと容易に想像できます。
しかし、そんな中「守り続ける」だけではなく、例えば、ムスリム向けフロアのオープンや、グルテンフリーのメニュー開発、そして海外への出店攻勢と、従来の千房の路線を継承しつつ、新たな展開にチャレンジされています。

そして、今回の「コロナ禍」。外食産業にとって大きすぎる試練に対して、どのように変化・対応されようとしているのかという、大変貴重でとても興味深いお話を伺いました。

 

 

年月日:2020年8月6日(木)

テーマ:経営は終わりのない駅伝

講 師:千房ホールディングス株式会社 代表取締役社長 中井 寛二氏

 

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(講演録はMCEI大阪支部会員の方しか閲覧できません。)

 

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