私ども、MCEI大阪支部は2023年に創立50周年を迎えました。
今回は50周年記念講演会として、現東京支部理事長であり、カゴメ株式会社でMCEIの創設理事長である水口健次氏に直接指導を受けていた宮地 雅典さんをお迎えし、私どもが水口氏から何を学び、未来に何を繋いで行くかを議論いたしました。

前半は宮地さんのお話を伺い、後半は大阪支部メンバーとのパネルディスカッション形式で議論する、2部構成といたしました。

◆日 時:2023年12月14日(木)18:30〜20:00
◆第1部講演テーマ:『我々は水口先生から何を学び、何を未来へ繋ぐのか』
◆講 師:MCEI東京支部 理事長 宮地 雅典氏(カゴメ株式会社)
◆第2部:パネルディスカッション
    <参加メンバー>
    宮地 雅典氏(MCEI東京支部理事長)
    藤村 滋弘氏(MCEI大阪支部理事長)
    橋詰 仁氏(MCEI大阪支部顧問)
    舘岡 成之氏((株)K-Wod/元日本マーケティング研究所)

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2018年12月以前の講演録は現在、サーバの関係でリンクを外しております。
閲覧をご希望の会員の方は事務局までメールでご連絡ください。
よろしくお願いいたします。

6月は、昨年「まなざしの革命」を刊行されたばかりで、5年ぶりのご登壇となるハナムラチカヒロさんでした
私たちの「モノの見方」に変化を与えてくれた「まなざしのデザイン」のお話は、鮮烈な記憶として残っている方も多いかと思います。
今回は、さらに「コロナ禍」というパンデミックを経て、混沌とし情報に溢れかえった世界は一体どういったもので、そこで私たちが自身の「盲点」に気づき、選択をより良いものにするにはどうしたら良いのか。ハナムラさんが問いかけ続けてくれている「まなざしの革命」についてお話をお伺いしました。

◆日 時:2023年6月8日(木) 18:35〜20:00 6月度定例会
◆テーマ:『この時代に<溺れない>ための選択と思考法―まなざしの革命』
◆講 師:大阪公立大学現代システム科学研究科 准教授
               一般社団法人ブリコラージュファウンデーションCEO
               ハナムラチカヒロ 氏

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5月は久しぶりに外食産業のお話。
「食から始まる地方創再生」、外食産業としてはとても珍しいVISIONを掲げるのが、レストランやカフェ、ホテル、スイーツショップなど、外食業を中心に全国91店舗(2023年3月末時点)を展開する株式会社バルニバービ。
佐藤会長のブランディングは「人の流れが悪い場所」での事業展開。
外食産業では避けるのが常道であるバッドロケーションをあえて狙っています。
また、淡路島や出雲で、カフェレストラン、宿泊施設やグランピング施設と融合した「食べる」をテーマにしたプロジェクトを展開。地方創再生にも取り組んでいます。
それはどういう活動でさらにどこを目指しているのか、お話をお伺いしました。

◆日 時:2023年5月11日(木)18:30〜20:00
◆テーマ:『食から始まる地方創再生の道』
◆講 師:株式会社バルニバービ 代表取締役会長CEO 兼CCO 佐藤 裕久 氏

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多くのメーカーやサービス業などが設けているコンタクトセンター。

当たり前ですが、お客様と接する最前線にいます。だから、最もお客様を知っているのはコンタクトセンターのはず。

コロナ禍で生活者の価値観が大きく変わってきました。

従来の「損得」ではなく「どれくらい役に立つのか」「社会や人間の幸福に寄与するのか」という軸で商品やサービスを選ぶように変化してきています。

今回、80年代からコンタクトセンターに関わり、特に国内におけるCRM(Customer Relationship Management)の第一人者である情報工房株式会社の宮脇氏にご登壇いただき、いくつかのケーススタディを踏まえてお話いただきました。

日 時
2023413日(木)18:3020:00

◆テーマ:『損得軸より、役立ち軸 ーコンタクトセンターの模索ー』

◆講 師:情報工房株式会社 代表取締役 宮脇 一 氏

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3月のテーマは「DX」。

しかも、北部九州と山口県にホームセンター64店舗を展開する「グッデイ」のお話。

グッデイは2016年からの5年間で売上26%アップを、DX化で実現するという飛躍的な成果をあげています。

ただ、その道のりは簡単なものではなく、柳瀬社長が2008年に入社した際、自社ドメインを取得するところからはじめたとのこと。

また、DXというと膨大な費用をかけたシステムを構築し、ひたすら業務効率化を行うイメージがありますが、グッデイは『DXによって「人」のマインドを変化させる』ことを重視したところに、大きな成功の要因がありました。
3月はその柳瀬社長を大阪にお迎えし、2022年日本DX大賞で大規模法人部門の大賞も受賞している「人のDX」のお話をお伺いしました。

◆日 時:2023年3月9日(木)18:30〜20:00

◆テーマ:『GooDay X(グッデイエックス)地方企業が挑んだ「人」のDX』

◆講 師:嘉穂無線ホールディングス株式会社代表取締役社長

        株式会社グッデイ代表取締役社長

        株式会社カホエンタープライズ代表取締役社長

        柳瀬 隆志 氏

 

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今回、8年ぶりにご登壇いただいた粟津さんは2008年、象印マホービン株式会社が開設した「まほうびん記念館」の初代館長を5年間務め、その後、企業博物館の研究者として活動されています。 

80年代から増加してきた企業博物館は、現在では所属企業の社員・グループ社員に対する企業アイデンティティ浸透のための『オウンドメディア』としての役割が重要視されています。 

粟津さんは全国の企業博物館約170か所を訪問し、観察、取材を重ねられています。今回はその貴重な資料と共に、そこから見えてくる、各企業が直面している企業博物館とインターナルコミュニケーションの動向についてお話をお伺いしました。


◆日 時:2023年2月9日(木)18:30〜20:00
◆テーマ:『企業博物館と企業のインターナルコミュニケーション』
◆講 師:一般社団法人 国際CCO交流研究所 理事・主任研究員
       日本広報学会 理事  粟津 重光 氏

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6000 人を超える教員の知見を活用すべく、2022 年に国立大学である大阪大学100%出資の「子会社」として設立された「大阪大学フォーサイト株式会社」は、実践的かつ学術的な立場から、新価値創造について解決しようとしています。
1月度定例会では、
1)新しい価値をどう発想すればいいのか、そしてその人材育成はどうすればいいのか
2)新価値創造に取り組むために組織はどうあればいいのか
の2点について、同社代表取締役社長である松波晴人さんにお話していただきました。
各社で新価値創造で悩まれている皆様の一助になるかもしません。

◆日 時:2023年1月12日(木)18:30〜20:00
◆テーマ:『新しい価値を生む方法論「Foresight Creation」の組織における実践』
◆講 師:大阪大学フォーサイト株式会社 代表取締役社長 松波 晴人氏
               (大阪大学 共創機構 招へい教授)

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20215月、南船場に「NISHIGUCHI KUTSUSHITA」の実店舗がオープン。

OEMを中心にしていた奈良の小さな靴下メーカーが、ファクトリーブランドを立ち上げ、5年目で実店舗を展開したことで話題になりました。
NISHIGUCHI KUTSUSHITA」は小さいながらも、とてもしっかりとしたパーパスを作り出し、それをしっかりと社員に浸透させることで、売上目標を持たずとも実績を残せる企業となっています。

12月は「NISHIGUCHI KUTSUSHITA」こと株式会社ニット・ウィンの西口功人氏をお迎えして、小さな企業が取り組む新しい時代の『しごと』のお話を、前半は講演形式、後半はパネルディスカッション形式で進行しました。
 

◆日 時2022128日(木)18:3020:00

◆テーマ:『NISHIGUCHI KUTSUSHITAしごとの話。』

◆講 師:株式会社ニット・ウィン 専務取締役 西口 功人 氏


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11月は今年も品田英雄さんにいらしていただきました。
しかし、この一年の情勢の変化は今まで以上に大きなものでした。
それでも、品田さんが昨年おっしゃっていた3つキーワード、「人新世(ひとしんせい・じんしんせい)」、「リーダーシップ」、「帰属意識の希薄」は、少なからずこの1年間の、何らかの出来事や流行の背景になっていることは間違いないと思います。
ヒット商品はどのように変化してゆくのでしょうか。そして、来年はどうなるのでしょうか?
「品田さん!ホントのところ、どうなると思ってますか??」
という私たちの熱い想いに応え、今年も大阪でたくさんディスカッションいたしました。

◆日 時:2022年11月10日(木)18:30〜20:10
◆テーマ:『2022年のヒット商品を振り返り、23年を予測する』
      ―ひとつ先を読んで仕事を面白く!―
◆講 師:日経BP 総合研究所 客員研究員 品田 英雄 氏

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「アートを活かした社会問題の解決を」
アートをビジネスと結びつけ、収益化できるサービスを提供するというアートローグの活動は大変チャレンジングですが、着実にひとつずつ実績を重ねてきています。

3年後に迫った大阪万博を契機に、ソーシャルインパクト(文化芸術経済活性化や社会課題の顕在化、SDGs など)をテーマとした、世界最大級のアートフェスティバル「大阪関西国際芸術祭(仮)」の開催を目指しています。

さらに、国際芸術祭を文化振興だけでなく、関西の成長戦略と捉えて実施します。
「アート」と「ビジネス」。旧来の考え方では有機的に結びつきそうにないことを、いかにして構築し、そして、どのようなターゲティングをしているのか。
お話いただきました。
 

◆日 時:2022年10月13日(木)18:30〜20:10
◆テーマ:『関西成長戦略としてのアート。万博を機に世界最大規模の「大阪関西国際芸術祭」開催に向けて。』
◆講 師:株式会社アートローグ 代表取締役CEO
     Study:大阪関西国際芸術祭 創設者・総合プロデューサー 鈴木 大輔 氏

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「楽しく歩く人をふやす」
これは3年前、高本社長が社員の皆さんと一緒に考えたリゲッタの経営理念です。
この言葉に、リゲッタのスタッフの皆さんの大切な想いが詰まっています。

履き物製造は大阪の下町「生野」の地場産業のひとつ。元々は、大手靴メーカーや大手量販店から、下請けという形で、小さな会社が分業し、コツコツとモノづくりを続けていました。
しかし、2000年を過ぎると、多くの国内製造業がそうであるように、生野の履き物製造も、大手メーカーや量販店が中国に生産拠点を移すことに伴い、下請け切りにあい、窮地に追い込まれました。

そんな中、オリジナルデザインでの自社ブランドを立ち上げ、紆余曲折の末、ブランドを定着させることに成功し、かつて裏切った親元メーカーや大手量販店にリベンジを果たすことができました。

その根底には、ぶれないモノづくりへの信念と社員や生野の職人さん達との強固な信頼関係があるように思います。
9月はそんなリゲッタの高本社長をお招きし、お話をお伺いしました。
 

◆日 時:2022年9月8日(木)18:30〜20:10
◆テーマ:『楽しく歩く人をふやす--大阪・下町のリゲッタが目指す企業像とは--』
◆講 師:株式会社リゲッタ 代表取締役 高本 泰朗 氏
◆会 場:心斎橋本町レンタルスペース会議室

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2022年8月は『キリン 午後の紅茶』のパーパスブランディングのお話。
『午後の紅茶』も発売されて36年。この間、全く変化がなかったわけではなく、他のコアブランド同様、少しずつ変化し時代に対応し続け、特にここ10年は「無糖・微糖」市場の拡大が大きく、成長が著しいと言われる紅茶市場において、その存在感を増しています。

そして、もう一つの大きな特長は、茶葉の生産地であるスリランカの農園を長期的に支援する『キリンスリランカフレンドシッププロジェクト』をはじめとしたCSV活動。
最近では天災で大きな被害を受けた国内の復興支援につながる『午後ティーHAPPINESSプロジェクト』もスタート。

8月は午後の紅茶のシニアブランドマネジャーを務める加藤麻里子さんにご登壇いただき、オンラインでお伺いしました。

◆日 時:2022年8月4日(木)18:30--20:00
◆テーマ:『午後の紅茶のパーパス・ブランディング
               〜CSVを基軸とするブランド戦略〜』
◆講 師:キリンビバレッジ株式会社 マーケティング部
          ブランド担当 主査 シニアブランドマネージャー
          加藤 麻里子 氏

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7月は今やテレビや新聞、Webメディアにもかなり登場され、大活躍されている文美月さんのご登壇でした。

前回のご登壇から9年を経て、お話いただくタイトルは「食品ロス削減」。
とかくスローガンや、啓発活動になりがちな「食品ロス削減」への取り組みですが、文さんは、様々な理由で行き場を失った「食品ロス予備軍」を、食べ手のもとへ最後まで届けるプラットフォームを創り出すということで、食品ロス削減をしっかりビジネスとして成立させ、一定の成果を出されて
います。

9年前にヘアアクセサリーのEコマース事業を成功させたお話をしていただいた文さんが、どのような経緯で「ロスゼロ」の活動に至ったのか。そして、「ロスゼロ」の目指しているものはどういったものなのかをお話しいただきました。

◆日 時:2022年7月14日(木)18:30--20:10
◆テーマ:社会課題をビジネスで解決する
      〜食品ロス削減に挑む「ロスゼロ」の取り組み〜
◆講 師:株式会社ロスゼロ 代表取締役 文 美月 氏
◆会 場:肥後橋INAビル貸し会議室

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6月のテーマは「ダイレクトメール」。
今年3月、トッパン・フォームズが発表した「ダイレクトメール(以下DM)に関する生活者調査(2021年度版)」についてのお話でした。

同社は、「生活者の意識とDMを取り巻く実態や、時代の変化から見えてくるトレンドの定点的な把握」を目的として、DMの開封閲読状況や、開封後の生活者の行動を調査しています。
社会全体のデジタル化が進み、膨大な情報が溢れ、情報を与えられる時代から生活者自らが能動的に探す時代に大きく変化しました。そして、DMの中におけるアナログ媒体はかなり長い間、減少傾向を辿っていました。

ところが、今回の調査ではその傾向にある変化が生じてきているとのこと。
今回はトッパン・フォームズの田代良太郎さんをお招きして、調査から見えてくる生活者の変化や傾向についてお話いただきました。

◆日 時:2022年6月9日(木)18:30--20:10
◆テーマ:「DMに関する生活者調査(2021年度版)」徹底解剖
◆講 師:トッパン・フォームズ株式会社
          リージョン企画販促部 リージョン企画G 田代 良太郎 氏
◆会 場:天満橋レンタルルーム&セミナールーム『コクリ』

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5月のテーマは「SDGs」。企業が取り組むSDGsには何が必要なのかというお話でした。
講師はMCEI大阪支部会員でもある石光商事(株)の井上英司さん。
SDGsは社会、環境、人権など、世界的な歪みを正そうとするモノですが、キーワードの「持続可能」「経済の両立」という難題があり、この難題を解くカギに「新たな発想」が不可欠。
この「新たな発想」は、どのように創り出すのかが大きな課題です。
今回は、お話をお聞きするだけでなく、ワークショップ形式を取り入れて、参加者の皆さんと一緒になって「SDGs」について考える定例会となりました。

◆日 時:2022年5月12日(木)18:30--20:00
◆テーマ:『SDGsに必要なイノベーション起想方法について』
◆講 師:石光商事株式会社 事業改革推進本部
     サステナビリティ推進チーム 本部長補佐兼リーダー
     大阪公立大学大学院 都市経営研究科付属 都市経営研究センター 4号研究員
     井上 英司 氏
◆会 場:大阪府男女共同参画・青少年センター4F 中会議室1

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2022年度最初の定例会はWith コロナの時代になり、さらに注目を浴びるようになった「買い物弱者問題」でした。

この問題が社会課題として注目を浴びるようになって、早くも10年以上が経とうとしています。

2020年ごろから話題になりました移動スーパーの「とくし丸」の躍進などもありましたが、対策の切り札は未だ見当たらず、全国で試行錯誤が進んでいます。

4月は、この問題に早くから取り組んでおられる近畿大学の高橋 愛典先生にご登壇いただき、買い物弱者対策の類型と事例をご紹介いただきながら、各地の実情に応じた対策のあり方について議論しました。

 

 

◆日 時:2022年4月14日(木)18:30--20:00

◆テーマ:『買い物弱者対策の類型と事例 ―商学は地域を救う、のか?−』

◆講 師:近畿大学経営学部 教授 翏橋 愛典 氏

◆会 場:大阪府男女共同参画・青少年センター4F 中会議室1

 

 

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3月は大阪支部会員でもあるインテージ、K-wod両社もご参加されている「日本マーケティング・リサーチ協会 西日本コラボレーション研究会」からのプレゼンテーションとパネルディスカッションを行いました。

第1部のプレゼンテーションは日経リサーチの小島氏に『データとテキストから「誰」と「なぜ」を探索する「Key Explorer」』のお話を、そして、マクロミルの松尾氏に『ライフサイエンス、ニューロリサーチにおける無意識dataの取得』についてお話していただきました。
第2部はK-Wod舘岡氏を司会にお迎えし、第1部登壇者と共に総勢5名の調査会社の主要メンバーでのパネルディスカッションを実施。
普段なかなか直接触れることのできない調査会社の皆さんに集まっていただき、マーケティングリサーチに最新の情報をお聞きしました。
 
◆日 時:2022年3月10日(木)18:3020:00
◆テーマ:『デジタルトランスフォーメーション(DX)時代のマーケティングリサーチの新潮流
      --コラボ研メンバー各社の特徴的なメニュー幾つかを例に--』
◆登壇者:第1部:ケイパビリティプレゼンテーション
     (株)日経リサーチ 大阪・名古屋支社 チーフ・アカウントマネジャー 小島 茂之氏
     (株)マクロミル 関西支店長 松尾 真吾氏
     第2部:調査会社によるパネルディスカッション
     【司会】(株)K- Wod シニアマーケティングコンサルタント 舘岡 成之氏
      (株)市場調査社 代表取締役 立田 真氏
      (株)インテージ 西日本支社 支社長 井出裕介氏
      (株)ジャパン・マーケティング・エージェンシー 大阪事務所 マネージャー 福井 潤氏
                 (株)日経リサーチ 大阪・名古屋支社 チーフ・アカウントマネジャー 小島 茂之氏
        (株)マクロミル 関西支店長 松尾 真吾氏
◆会 場:大阪府男女共同参画・青少年センター4F 中会議室3

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2月はMCEI大阪支部会員でもあり、コンサルタントとして「石田梅岩の教えを現代に生かす」活動を中心的にされている清水正博氏にご登壇いただきました。
「“楽しい”より“正しい”で行動しなさい」とはMLBで大活躍している大谷翔平選手が、母校である花巻東高校の佐々木監督から行動規範として授かった言葉であり、彼の活躍の源になっている言葉。
これは日本の商いの倫理の源流にある考え方で、渋沢栄一氏の「論語と算盤」でも紹介されていますし、なにより石田梅岩の「石門心学」の根底に流れる倫理であり、商売のみならずものごとに対する普遍的な考え方です。
今、世界的にSDGsが提唱されて久しく、各企業がその実現に腐心していますが、SDGsにつながる基本的な考え方を、日本は200年前の江戸時代に石田梅岩の経営哲学である石門心学という形で確立していたといっても過言ではということがよくわかりました。

◆日 時:2022年2月10日(木)18:3020:00
◆テーマ:『持続可能な成長のカギは石田梅岩の教えにあった
     -楽しいことより正しいことを大事にするマーケティング-』
◆講 師:大和商業研究所 代表 清水 正博 氏
◆会 場:katanaオフィス淀屋橋

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2022年最初の定例会は、『カンブリア宮殿』や『ガイアの夜明け』など、メディアにもたくさん登場されていらっしゃるセメントプロデュースデザインの金谷 勉さんをお招きしました。
金谷さんは、グラフィックデザインやプロモーション、商品開発などのお仕事をベースにしながら、経営不振にあえぐ町工場や工房の立て直しに取り組む活動を全国で展開されています。
2011年に各地の町工場や職人さん達との協業プロジェクト「みんなの地域産業協業活動」を始め、この10年間で約600を超える情報連携プロジェクトを進めています。
現在も、自治体や金融機関での商品開発講座を行い、年間200日は地方を巡っているとのこと。
また、実際に職人達の技術を学び、伝える場として「コトモノミチat TOKYO」を墨田区に、大阪本社に「コトモノミチat パークサイドストア」を展開、ユーザーと生産者を結びつける取り組みもされています。
今回はこうしたセメントプロデュースデザインの活動をたくさんの事例を踏まえてお話しいただきました。

◆日 時:2022年1月13日(木)18:3020:00
◆テーマ:『強みをデザインする商品開発』
◆講 師:有限会社セメントプロデュースデザイン
        代表取締役社長/クリエイティブディレクター 金谷 勉 氏
◆会 場:katanaオフィス淀屋橋

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