理事長の澤田です。1月の定例会レポートです。

いやあぁぁっ!おもしろかったぁ!ですぅ。

久しぶりに元気をもらいました。
昨日はMCEI大阪支部 2011年1月度 定例会でした。
講師はグンゼ株式会社の元木雄一朗さん。

1日に2回もパンツを穿き替えるというパンツ大好き人間の元木さん。
グンゼのインナーウェア事業本部営業開発本部
マーチャンダイジング部マネージャーというリーダーです

京都府何鹿郡(いかるがぐん)(現・京都府綾部市)で創立されて
114年という歴史のあるイトヘン大企業のグンゼは
"郡"の方針を意味する「郡是」から社名となりました。

ところが最近は若者の間では「グンゼ」の認知率が下がっているらしい。
グンゼという社名も企業も知らない若者が増えているとか。
ということはその製品も知られていないのか。

グンゼの長い企業活動を支えてきた事業のひとつに
アパレル事業があります。
その中の大きな柱がインナーウエアです。

肌着の快適性を徹底的に追及している
パンツ大好き人間が日夜研究している
研究施設「快適工房」も持っています。

その中のブランドのひとつが「BODY WILD」です。
http://www.bodywild.com/
社名が認知されていなかったようにこのブランドも
実は認知されていなかったのかも知れません。

グンゼという長大企業がモノづくりをしてきて
研究開発をし、普通のマーケティングで作り上げた
「BODY WILD」というパンツです。

ところが市場調査して「良い」と評価されてもなかなか売れません。
決して他社と比べても遜色はないと自信があったはずです。
しかしそれは他社の製品とあまり代わり映えしないということに気が付いた。

どうも消費者の評価は「鮮度低い、ニュース性に乏しい」
危機感を持った元木さんは社内で立ち上がりました。
担当領域が違う30名のコアメンバーを選出して
宿泊の合宿してのワークショップを開催します。

消費者の評価よりメンバーの夢を実現しよう。
3年後にどんなブランドになりたいか。
3年後にグンゼがどんな会社になっていたいか。

抽象的な言葉ではなく徹底的に直感とビジュアルを重視して
KJ法でメンバーの夢を形作っていきました。
完全なプロダクトアウトで夢の実現に突き進みました。

「ENJOY UNDER」これがみんなで決めた
ボディワイルドの新しいテーマです。
それが2008年のことだったらしい。

そして元木さんは2009年7月のMCEI大阪支部の定例会に参加されてたらしい。
そのときの講演のスピーカーはFM802の谷口さん
テーマはアートプロジェクトdigmeoutでした。
詳しくはぼくの理事長ブログをお読みください。
http://www.mcei-osk.gr.jp/article/13489639.html

そうしてグンゼ「BODYWILD」とFM802「digmeout」が
タッグを組んだアートプロジェクト
「PANTS ARTOGETHER」が始まります。

他にもパンツの万国博覧会「PANPAKU2010」や
パンツギフトキャンペーンやバレンタイン企画の
パンツタワーディスプレーなどアグレッシブな企画が
どんどん広がっていきます。

圧巻は自分の好みのオリジナルパンツをつくるシステム
100色ボディ×100色のゴムベルト×100色のポケット=なんと100万パターン。
ネットに選んで注文すると翌日にもう完成品が届くという。
これを可能にするため工場の稼働時間さえ変更させたらしい。
http://www.bw-fit.com/

そしてそのシステムを使った極めつけのキャンペーン
「パパパンツキャンペーン」はたった1枚だけの
子供が書いたお父さんの絵が入ったパンツです。

お父さんはこのパンツは穿けません。
一生の宝物ですよね。
奥さんからもらったパンツも宝物です。

夢の実現が少しづつ目の前に広がりつつあります。
元木さんの夢は「毎朝どんなパンツを穿いていくか悩ましたい!
パンツをしまっておく箪笥の引き出しをどれだけカラフルにできるか」

一緒にパンツを楽しみたい!
好きになって買って貰うがマーケティングと
講演の最後をまとめられました。

改めて正面切って「夢の実現」と言われて
参加者のみなさんは元気をもらったようでした。
質疑応答も大いに盛り上がりました。

いやぁ!MCEIは本当に実務家の集まりと再認識しました。
最近あまり元気がないと仰るみなさん
ぜひ一度MCEIの定例会にお越しください。元気になります。