澤田です。

いやあぁっ!おしゃれな街に行くと
おしゃれなものが欲しくなります。

昨日も日差しが痛いくらいのいいお天気でした。
帽子大好きのぼくとしてはスリーシーズンの
ベレー帽を被って出かけました。

でかけたところは大阪梅田グランフロント大阪。
ところが黒のベレー帽がちょっと暑つかったので
パナマ帽を思ったより高かったのですが買ってしまいました。

昨日はMCEI大阪支部 2014年 5月度 定例会でした。
昨年2013年4月26日にオープンし、まちびらきが行われ
ちょうど開業1周年を迎えたグランフロント大阪。

そのグランフロント大阪の開発から
オープン後の企画運営管理までを行っている
一般社団法人グランフロント大阪TMO事務局長で
三菱地所株式会社 大阪支店 副支店長 廣野研一さんを
お招きしてお話しいただきました。


201405-03.jpg


廣野さんは東京三菱地所で丸の内再開発に長く関わってこられ、
NYやロンドンなどの再開発にも視察され造詣が深いです。
そして20011年4月1日グランフロント大阪担当として大阪赴任。

あの震災の中、計画停電や節電が行われていた
暗い東京からの赴任はなんと大阪は光り輝いていて
元気なんだろうと思ったと仰っていました。

グランフロント大阪は以前は北ヤードと呼ばれた
JR大阪駅貨物ターミナル跡地でうめきた全24ha
そのうち先行開発拠点7haを一期工事として進められます。

南館(オフィス、商業施設)
北館(ナレンジキャピタル、オフィス、商業施設、
ホテル・サーヒスレジデンス、コンベンションセンター)

うめきた広場(商業施設)
クランフロント大阪オーナーズタワー(分譲住宅)の
4つのエリアで構成されています。

ナレッジキャピタル
産官学の研究施設が入ることで
容積率が約2倍に緩和され土地利用の効率化が図られました。

分譲住宅は昨年4月のオープン前に上層階から売り出され
億ションで誰が買うのかと言われたらしいですが
2ヶ月前に完売、購入者はほとんどが大阪在住だったとか。

そして先月オープン一周年を迎えます。
1年目の来館入場者数の目標が3650万人だったのが
なんと5300万人で商業施設の売上も400億円が436億円でした。

いろんな仕掛けが考えられています。
統一感のあるデザインが生み出す「風格」ある街並み、
多様なアクティビティがにじみだす「界隈性」の高いストリート、


201405-01.jpg


そしてそれらを包み込む「水と緑」のネットワークを。
とHPに書かれています。
http://www.grandfront-osaka.jp/concept

「いちょう並木」「せせらぎのみち」「けやき並木」など
「水と緑」のネットワークを意識する街づくりがされ
UMEGLE-BUS、UMEGLE-CHARI、UMEGLE-PARK
INGも面白い試みです。

そしてお祭りです。
梅田ゆかた祭り 盆祭りが開催されました。
北梅田界隈の婦人会にお願いして
若い女性たちと一緒に踊ってもらったらしいです。

クリスマスも、年末もカウントダウンなども開催されました。
これは北梅田だけでなく大梅田エリアとして
JR西日本 阪急 阪神 にグランフロント梅田TMOの
初めてコラボレーションでした。

最後のお話はこれから始まるうめきた二期工事です。
17haの広大な敷地面積です。
すでに第一回のプレゼンテーションは終わっているようです。

うめだが変わります。
未来が生まれ、大阪が変わり、時代が動き出す。
まさに『グランフロント大阪、先進的なまちづくりへの挑戦』です。

この挑戦はまだまだ続きます。
でも変わらないものもあります。
人とひととのふれあいです。

ゆかた祭りがあり、盆踊りがありました。
ハコモノの中での地域密着の夢です。
それが、この“まち”の夢。

その夢を多くの人たちと共有したい。
こんな熱き思いを聞かせていただきました。
いやあっ!ええ話しでした。


201405-04.jpg


MCEI大阪支部41年目の2014年度の年間テーマは
「生活者とともに進む-マーケティングの可能性-」です。
まさに生活者とともにを再認識した昨日の定例会でした。

MCEIは多様なマーケティングの現場で
困難な課題に挑戦し続けている
実務家の組織です。

希望はここから、
勝負はこれから。
これから面白くなる

今日、ここからまた新しい出発
元気出していこう。
(水口語録より)