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内田洋行のHPのトップページにならぶ言葉です
http://www.uchida.co.jp/index.html#backtop
昨日のMCEI大阪支部の7月度定例会は「内田洋行」さんでした。

かつてはあのクェッションマークのパッケージの
マジックインキを開発し一躍トップメーカーに
1910年創業で昨年100周年を迎えられました。

内田洋行の現在の事業領域は
1.オフィス関連事業 2.教育関連事業 3.情報関連事業
とくにICT取り入れた事業が中心です。

ICTとは、Information and Communication
s Technology(情報通信技術)の略で、
いわゆるIT(Information Technology:情報技術)
に代わる概念と言われています。

会場は株式会社内田洋行 大阪支店 大阪ユビキタス協創広場 CANVAS
http://www.uchida.co.jp/company/showroom/osaka.html
講師は情報エンジニアリング事業部 プロデュユーサーで
営業のプロを自認されてる三好 一之さん

会場のショールームは昨年11月の改装されました
プログラムはまずこのビルの1階に各ブースを見学することに
参加者は4つのグループに分けられ引率されてショートツアーへ。

このツアーが実に面白かった!
度肝を抜かされました。
ICT革命はここまでできるのかと痛感しました。

未来のICTを使った学校の教室のモデル
ヒューチャークラスルームというコーナーを見学
ヒューチャースクールというのは総務省文科省が推進している事業です。
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/kyoudou_kyouiku/30382.html

まるでテレビの天気予報の画面です。
書き込んだり、お天気マークを張り付けたり
それがスクリーンでなく白い壁ならどこでもOKなんです。
こんなん!京産大にも欲しいなぁ!と思わず駄々をこねそうです。

ウエルカムホールというコーナーでは企業の社史を壁一面だけに描き
そこに新製品やらトピックのICチップを埋め込んだキューブが嵌めこまれ
そのキューブをモニターのテーブルに置くとその画面や説明が流れます。

更におもしろかったのは3DになるAR(拡張現実)と言われるもので
まるでQRコードのような資格の枠をカメラで読み取ると
PCの中にある3D情報が画面に映し出されます。
東京タワーがほんとに飛び出して見えました。

残りのコーナーも面白くツアーはあっという間にタイムアップ。
そして2階の広大なホールに戻りました。
なにもない普通の白い壁がなんとタッチパネルになっています。

その3連の画面の前でタッチしながらスライドを進行する講師の三好さん。
今回の講演依頼を受けてわざわざ前回のさとなおさんの講演も
参考にするために参加されていました。

開講一番は「マーケティングとは」から始まりました
ドラッカーやコトラーの定義も引き出しながら
営業のプロの三好さんは「商売を促進すること」と断じました。

会場から連続ツイートしてくれた
@kanbai_banjo 橋長 達/realfeelsにツイッターから転載

@kanbai_banjo 橋長 達/realfeels
マーケティングから見た「場」のプロデュース
三好一之氏。内田洋行、MCEI大阪なう。
#mcei yfrog.com/kjd7mibj

@kanbai_banjo 橋長 達/realfeels
不満 不急 不適 不要 不信 好きになってもらうこと。
的確な情報を提供すること。
好きになってもらうこと。 #mcei

@kanbai_banjo 橋長 達/realfeels
「場」の理由、日をのあたる所=ひとの集まる。
ある方向に突き動かす。
スペース、人、仕掛け この3つが場の構成要素。
を体験する。 #mcei

@kanbai_banjo 橋長 達/realfeels
人 仕掛け 今 スペース 体験 的確な情報を提供すること。
好きになってもらうこと。 #mcei

@kanbai_banjo 橋長 達/realfeels
ICTの急激な発展
スペースを変えた。 人を変えた。 ス
トック型の知価からリアルタイム型の知価。 #mcei

@kanbai_banjo 橋長 達/realfeels
人 リアルスペース 仕掛け 今 サイバースペース
体験 的確な情報を提供すること。
 好きになってもらうこと。 #mcei

@kanbai_banjo 橋長 達/realfeels
個人 今 体験 好きになってもらうこと。

@kanbai_banjo 橋長 達/realfeels
個人が好きになるものは? =もてなし(ホスピタリティ)
どうやって 情報を最大限見せない。
カテゴライズすると無理がでる。
美しい空間を作る。
固有のイメージを、伝える。
個人にフィットした情報を、体感を通じて提供する。

@kanbai_banjo 橋長 達/realfeels
個人 Vs 組織 から 個人 Vs 個人 に
写真は、Googleの検索量を地球儀に高さで表現(Google本社)。
マーケティングから見た「場」のプロデュース
三次一之氏。内田洋行、MCEI大阪
#mcei yfrog.com/kkj2cxqj

【転載ここまで】

企業ミュージアムを40舘創った三好さんはあくまでも「場」こだわります。

「場」という漢字を分解して説明してくれました
右側の「昜」という字は日を持ち上げると読みます。

手で日を持ち上げたら「揚」あげる。
柳の陰が「楊」
そして太陽が当たる広場が「場」と仰る。

ICTの急激な発展はリアルスペースとサイバースペースの
境界をどんどん飛び越えていっているのではないか。
地滑り現象も起きているのではないか。

いやあぁぁぁっ!
とても言葉ではあの面白さは表現できません。
ぜひ!一度行ってみられて体験されてはいかがですか。

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メーカー、流通、エージェンシー、メディア、コンサルタント。
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