キッザニアジャパンの目指すところは「人間塾」でした!
昨日のNPO法人MCEI大阪支部 2010年6月度 定例会は 東京からお越しいただいたキッズシティージャパン 代表取締役謙CEOの住谷栄之資(すみたにえいのすけ)さんのお話を聞きました。
毎年6月のMCEIはNPO法人としての会員総会の開催月です。 定例会を始める前に2009年度の3月末決算のご報告と 2010年度の計画をご報告して会員さんにご承認いただきました。
そしていよいよ住谷社長のご講演です。 いろいろのお話をつないでいくとどうやら ぼくより4歳ぐらい年上のすてきなおじさんです。
2003年まではあのハードロックカフェなど外食産業に34年間ほど トップとして関わってこられオバカン(オーバーカンレキ)直前に 職を辞されその後2004年にメキシコでキッザニアに出逢れます。
メキシコ生まれのキッザニアは決して 「ハコモノ」「ハリボテ」の 軽薄なテーマパークではありません。
キッザニアはこども達が好きな仕事にチャレンジし、 楽しみながら社会の仕組みを学ぶことができる “エデュテインメントタウン”と言われています。
エデュテインメントはエデュケーション(学び)と エンタテインメント(楽しさ)を組み合わせた造語であり 決して教育機関ではないエンタテインメイトあふれる施設です。
実は今年の4月の半ばにMCEIの理事で現在キッザニア甲子園の スポンサードをされているFM802さんのエライさんのはからいで ぼくをはじめMCEIの理事だけで特別に見学をさせていただいています。
その時の様子をぼくのブログ「ケメコ通信ブログ版Ⅱ」にアップしています。 「エエモン!みせてもらいましたぁ。 10/04/16」 http://kemeko-guitar.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/100416-8c6b.html
一緒に行った他の理事の女性で主婦としての訪問記もあります。 ブログ「主婦っとサーベイ」・キッザニア甲子園 2010年4月17日 http://blog.goo.ne.jp/shufutto/e/13dace277d09640a579d468499c845fe
昨日の講演で住谷社長は「体験は先生!」と仰る。 「体験」することで「自信」につながり それがそのひとのネクストステップにつながる。
「進化する科学技術 退化する人間力 社会に通用する人間力」とも仰る。
ぼくも先日のツイッターでこんなことを書きました
@kemekoguitar どれだけ人間として… 10/05/25
大学というところは ビジネススクールでも専門学校でもありません。 シュウーカツのやり方を憶える場所ではありません。
社会に出てちゃんと暮らしていけるための 人間力をつけるところです。
つまり・・・・ どれだけ人間として魅力ある人間になれるかです http://qqa.jp/yREA
人間力などという曖昧模糊な言葉は…という RTのするどいご指摘もいただきました。 「イマドキの弱体化する若者」などと嘆いている暇はありません。
ご指摘のようにぼくたちオバカンたちは 未来に向けて曖昧模糊の言葉遊びで終わるのでなく なにを遺して伝えていかなければならないのかという もっと明確なロードマップをプログラミングしなければなりません。
碧き宇宙船「地球号」の次世代乗組員である 若者たちになんとかこの地球を引き継ぐために なにをしなければならないのかを考えなければなりません。
講演を聞き終わってから思わず質問をしてしまいました。 「人間塾」はビジネスモデルになりえるのかと。 そんなことは考えてはいけないのではと答えてもらいました。
「人間力養成ギブス」を星一徹おやじさんに ここはひとつ作ってもらわなければなるまいて。