いやぁぁっ!うまく伝わったでしょうか?
ぼくが講師をさせていただいた昨日のMCEI大阪支部
2010年1月度 定例会「2010年理事長提言」です。
今までは我がシショーでありMCEIの東京・大阪支部の創設理事長の
ミズグーこと水口健次さんが毎年1月に講演されていた理事長提言。
一昨年の秋に亡くなられてもう理事長提言は聞くことができなくなりました。
そしてついに今年、ぼくにとっては初めての理事長提言です。
テーマは「わくわく!どきどきっ!」
〜未来の顧客を創造せよ!〜です。
認知的体験より情緒的体験が消費者行動の大きな
ファクターになると大学院での恩師に教えていただきました。
つまり消費者がイノベーションを見たときに、
「わっ、すごそう」などという「ポジティブな強い心の揺れ」が
その後につづく採用行動に大きな影響を与えるという考え方です
そのためには消費者の持って生まれた心理学的な性格の
パーソナリティ・スコアがその後につづく
「わっ、すごそう」という「わくわく度」にどう育っていくのか。
その心の揺れの程度が高ければ直ぐに採用という行動となり
中程度だといろいろ調べたりリスクを判断したりして
購入資金も計算して判断するための情報を収集します。。
そしてついに「わくわく度」が充分に高まると
採用意思決定過程である「AIDMA」や「AISAS」などの
イノベーション採用意思決定過程へ向かうのです。
だから!提供側の企業は消費者の心の中に
企業としての「わくわく度」「どきどき度」などの
グッドウィルを蓄積してもらうための周到な計画が必要になります。
今までの企業の宣伝・広報活動の中では
あまり考えられてなかった要素ですが
未来の顧客を創造するためには必要不可欠な要素です。
あれも話したい!これも話さなければと思っているうちに
90分の講演にpptのスライドが117枚にもなってしまいました。
ちょっと詰め込みすぎましたね。ハンセーです。
最後には我がシショー、ミズグーこと
水口健次さんに教えてもらった言葉で
講演を締めくくりました。
MCEIは今一番知りたいテーマについて、
今一番議論できる、日本で一番実践的な組織だ!
MCEIは多様なマーケティングの現場で
困難な課題に挑戦し続けている実務家の組織だ。
勝負はこれから。
これから面白くなる。
元気出していこう。